ついに出ました!
パーフェクトプレイングです
たいていは拮抗した戦いであるとき
「○○(仕掛け)が決まるかどうか」
「対戦相手に決められるかどうか」
ただそれだけで勝負がつくことが多々ありますが
「パーフェクトプレイング」は
- なにをしてもしなくても
- なにをされてもされなくても
絶対的、圧倒的完全勝利を約束してくれるのです
対戦振り返りー!
勝ちましたー!
パーフェクトプレイングを出して負けることは無いでしょう
そしていつの日か・・
3人みんながパーフェクトプレイングを繰り出す「最高の試合」をしてみたいものです
まずはここ
ピンクの人の土地に相乗りして、二人して繋げて繋げて
出来た「隙」を私が三叉路で潰します
この「隙潰し」が出来るプレイヤーはけっこう少ないです
- 自ら隙を出しちゃうプレイヤー(初心者)
- 隙潰しをしないプレイヤー(中級者)
といったところでしょうか・・・
もしそこの隙を残したままでいると・・・
危ない危ない、、、
三叉路を置いていなかったらピンクの人に2駒目投入の横付けをされていたところです
しっかり隙を潰したことで横付けを防ぎました
よってピンクの人は
変な形で横付けするしかすべがない
この横付けにはそのタイルも含めて「4手」も掛かる悪手ですので
観念して、閉じるタイルで街を完成させてくれました
ここで無駄にマウント獲りで土地争いをするよりも
私と共同得点を得て黒を引き離してしまえば
私と1対1の勝負になります
そちらを選んだということです
あるあるとして
ボクちゃんの土地ガー
で、完成させないで粘って粘って「クッチャクチャ」にするタイプの人も多いです
しかし上級者以上になると「共同で完成でいい」とするのが通例です
その大きな理由として
完成させないと「駒が戻ってこない」ため
序盤のこんな土地争いで駒を1つ2つ3つと投入することは試合に対する勝ちに繋がっていません
「その土地争い」という狭い視点での争い、勝負であって
ゲーム全体の勝ちには繋がっていないのですね
けっこうあるある
そこにしか目が行かなくて「○○争い」を頑張っちゃう系
そうではなくて
共同で完成でいいよ~ってしたほうが
ゲームに勝つという視点では正解になることのほうが多いです
私とピンクの人が共同で街を完成させて大きくリードしたことで
さあ、どうなるかというと・・・
(1番をとる!という強い気持ちをちゃんと持っている)黒の人は
草原に勝機を見出すのです
「曲がり道」のタイル4枚でクルっと1周することで「実質の修道院」と同じ効果、草原の解放になります
それがあるため、草原ポイントが美味しそうな配置になりました
黒の方は草原に勝機を見出して駒を3つ投入します
また
ピンクの人も
事実上の決勝戦、私とサシの対決になったと思っているはずで
ピンクの人も私からリードを奪うために草原に勝機を見出しました
ピンクの人は2駒投入
ここで私はひらめきます
黒の人に草原をくれてやろう
かなり落ちてリードされている黒の人に草原に駒を投入させて草原をくれてやろう
ピンクの人が草原に投入した駒を無にしてやろう
神の一手
鬼の一撃
渾身の一手
これは超級者並の強打です!
これは自画自賛も甚だしい見事な一手でした。。。
黒の人は是が非でも草原をとりたいわけで
引いた道タイルでその周辺に置くだろうし
ピンクの人もせっかく置いた草原を活かすために下のほうで道をつなげてくれるだろう
で
私としては
黒の人に草原をとらせて
ピンクの人からマウントを取って欲しい
私の置いたあの道が繋がっていくと
クルっと周って草原領域がすべて1つに繋がる絶妙の場所だったのです
黒の人の4:2となり
ピンクの人は草原で敗北し、得点が得られない
2駒投入して、ゼロ点!
3位の人を上げて、1位争いをしているピンクの人を下げる
草原を繋げたいという意思を利用してタイル配置を誘導する
私は2枚しか置いておらず
黒とピンクの人が道を置いてくれて
なんと完成してしまいました!
そして私の計算どおり、黒の人に草原をとらせました
つまり、ピンクの人の草原が無になりました
大規模構想という高度なテクニック
数十手先を読んで
こうなってこうなってそうなってああなって・・・
対戦相手の心理を読んでタイルを置かせて置かせて
狙い通りの配置を誘発させてこちらの思惑を完成させる
大規模構想
#28まで来てついに、見事に決まりました!
- 道の得点
- 修道院近くの得点
- 草原を黒にくれてやる=ピンクの人に対するアド
私がすべてのタイルを置いて頑張るのではなく
人に置かせて、それらを成し遂げる
草原を取りたい!
という心理面を利用して黒の人に置かせる
大規模構想
芸術的な戦略です
この一手もとても良かったです
これは「相乗りしたいわけではない」
ピンクの人が単独で完成させるのを阻止している
実際
「道+土地」タイルを引いたピンクの人が単独で完成することも出来たけど
私が横付けしたことでそのタイルがハマらなかった
さらにピンクの人は「曲がり道+曲がり土地」タイルを引いて私と共同で完成させることも出来たが、それはしなかった
私があのタイルに駒を置いていなかったら?
ただの邪魔として置いていたら
最後の最後で完成されていたけれど
私が駒を置いていたので「共同での完成」を余儀なくされるのですね
書いたようにあの場所では相乗りする気はさらさら無くて
ピンクの人の単独での完成を阻止するための高度なディフェンステクニックになっているのです
あるあるとして
駒が尽きた後に、邪魔だけするためにタイルを置いて
それでも結局、完成されちゃう
駒を置いていないので、心置きなく完成できる
しかし駒を置いていると
1:1となって共同での完成となるため、意味がない
私が3位に落ちていれば話は別ですが
1位争いをしている人との共同得点は意味がありませんので
そういう戦況を利用した守備になっているのです
相乗りする気はさらさら無いディフェンス